2016年11月から2017年1月の活動

FaceBookに掲載した文章を活動報告とします。『ハヤトウリと鶏肉のカレーにおでんをトッピング』 残り物でもてあましているおでんをカレーライスのトッピングにしようと思った。また、カレーで何とかハヤトウリも消費しよう。ということで、変な朝飯になった…

『童子』1月号に批評掲載

童子吟社『童子』2016年1月号に次の評論が掲載された。原稿を紹介する。編集作業で、文に変更があるので、その際には雑誌本文にあたってください。「童子」十一月号月評 「私にとっての八月」 山岡蟻人 十一月号の珠玉童子は衝撃的だった。終戦忌、原爆忌、…

第58回日本蟻類研究会大会で講演

講演の内容レジメは、講演要旨集に次のように掲載されている。ツムギアリ Oecophylla smaragdina の巣とコロニー構成の一例 山岡寛人(千葉県館山市)演者は2007年1月5日、パプアニューギニアの首都ポート・モレスビーの南部に位置するリゾート島 ロロアタ…

熱帯林の魅力のレジメを書いた

熱帯雨林の魅力 アマゾン川源流域 2015/5/31 山岡寛人1 世界の熱帯雨林:アンダーラインはすでに訪問・観察した熱帯多雨林 東南アジア:ボルネオ(マレーシア、インドネシア)、ベトナム、パプアニューギニア。オーストラリア。 アフリカ:カメルーン、ガボ…

2014年8月の活動報告

2014年8月の活動報告久しぶりにこのひと月の活動報告をまとめました。主としてFacebookに掲載したものを編集しました。なるべく毎月掲載するよう努めます。 2014年9月2日 久しぶりに晴れた!洗濯機を2回動かした。Q7初撮影。なんと日常的。 2014年9月1日 …

先を急がず  山岡蟻人

俳句結社・童子・『童子』2014年4月号92-93ページに掲載されたもののもと原稿です。編集により細部の変更があるかもしれません。正確には雑誌をご確認ください。『童子』2月号月評 先を急がず 山岡蟻人火加減を小さくちひさく初時雨 辻 桃子 煮物(前の句か…

黄金の三角地帯点描

かつては、ケシの栽培、アヘンの取引の中心だったタイ・ミャンマー(ビルマ)・ラオスの国境地帯が「黄金の三角地帯」だ。いまは、それぞれの政府の指導により、ケシの栽培は行われていない。(なお、2月分写真UPの容量を超えたので、しばらくお待ちくださ…

2014年1月の活動

2014年1月活動報告おもにFacebookに掲載された記事を編集しました。1月31日 ふきのとうをいただく 剪定などの作業で庭のふきのとうをだいぶ踏んでしまった。 きれいに育ったものを見つけて蕗味噌にした。荻原 洋介 ツマミに良いですね。 伊藤嘉子 もう出てい…

柄谷行人『遊動論 柳田國男と山人』(文春新書、2014)を読み終わった

柄谷の提唱する「資本=ネーション=国家を超える手がかりは、やはり、遊動性にある。…狩猟採集民的な遊動性である。」(192p)という視点から、柳田國男の山人、狼、さらには固有信仰の論述を読み解く。そして、柳田の農政学を、「…協同組合を農業ではなく…

ミャンマーの市場点景その1

市場で売られているもの(食材)などは日本とかなり共通しているという印象を持った。もちろん、熱帯・亜熱帯のものも多い。甘く味付けされたもち米のおこわ。色は米の品種の色そのもの。黄色いものはウコンで染めたもの。干菓子。甘さはほどほど。一個ずつ…

2013年12月の活動

2013年12月活動報告Facebookに掲載したものを編集しました。2013年12月30日 玄関に正月花を生けた 年も押し迫り、いい花材がない。庭のスイセン、メダケなどを加えてなんとか生けた。(追記)31日に一部修正。より正月っぽくした。亀井 りゅうこ 紅白でいい…

2013年11月の活動

2013年11月の活動報告11月28日 ザトウクジラの骨格標本朝刊の千葉版で、沖ノ島の砂嘴に4年前に埋めたザトウクジラを掘り出し、骨格標本をつくるという記事を読んだ。(受け入れ先は名護博物館)。今日、出かけてみた。作業はほぼ終了し、小さなユンボが最後…

2013年10月の活動

2013年10月の活動報告主にfacebookに掲載したものを編集しました。 2013年10月29日 句集刊行祝賀会へ向かう これから連衆(俳句の仲間)の句集刊行記念パーティーが日比谷公園内のレストランで開かれる。時間がちょっとあるので、数寄屋橋公園に行った。岡本…

2013年9月の活動

Facebookに掲載したものを主として編集しました。2013年9月の活動報告9月30日 地元のありがたさ歯科の予約を忘れ、すっぽかしたままになっていた。一昨日、予約に出かけたら、窓口でああよかったといわれてしまった。循環器のほうの容体が急変したものと思わ…

2013年8月の活動

2013年8月の活動報告Facebookに掲載されたものを主として編集しました。 8月29日 館山で江戸情緒でもないが 梅原猛著『写楽 仮名の悲劇』(新潮文庫)は力作だった。写楽=黄表紙の絵もたくさん描いていた歌川豊国という説を論証する。また、浮世絵を「ひそ…

日本蟻類研究会第56回大会で講演

講演要旨は次の通り。熱帯雨林の幼木葉の花外蜜腺とアリ類山岡寛人(元・東京大学教育学部附属中等教育学校、現・千葉県館山市在住) 演者は近年、南米を中心に熱帯雨林を訪れている。熱帯雨林は次のような階層構造をもつ。林床、低木層、亜高木層、高木層、…

2013年7月の活動

2013年7月の活動Facebookに掲載したものを中心に編集しました。2013年7月31日 『愚民社会』(大塚英志・宮台真司、2012、太田出版)を読んだ 今まで敬遠していた批評家(思想家)大塚・宮台の対談本だ。3本掲載されるが、2本は古い。巻頭にある最新の(2011…

2013年6月の活動

2013年6月の活動報告 facebookに掲載したものを中心に編集しました。2013年6月30日 トウモロコシ食害にあう 雌花もほどよくつき、トウモロコシ畑らしくなってきた。さっそく、試し食いされた。たぶんハクビシンだろう。食い散らかすのが許せない!いい加減に…

2013年5月の活動

2013年5月の活動報告Facebookに掲載したものを中心に編集しました。5月26日 東大附属の景色が変わった 5月26日東大附属の同窓会に出席した。海洋研の移転、グラウンド・体育館などの整備で景色が大きく変わっていた。米山 光穂 えええ!今こんなにスタイリッ…

2013年3月‐4月の活動

facebookに掲載したものを中心にまとめました。4月30日 上京!今日は科学博物館で千石正一展見学。明日五月一日は亀戸天神藤まつりの吟行・句会。そういうことで、天気は良くないが、これから上京する。館山には二日の昼に戻ります。4月29日 谷津では桑の実…

2012年12月-2013年2月の活動

「源氏物語」読了2月28日 吉本隆明『源氏物語論』(ちくま学芸文庫)を読んで、中断していた『源氏物語』(大塚ひかり全訳、ちくま文庫、全6巻)を読み終えた。足かけ3年かかってしまった。大塚ひかりの訳は「原文重視の逐語訳」。注釈が鋭い。吉本の本は古…

『先生とわたし』(四方田犬彦)は「子弟論」とともに「親父論」でもある

四方田犬彦の『先生とわたし』を読んだ 朝日新聞に掲載された鶴見俊輔の座談(対談)をまとめた『新しい風土記へ』(朝日新書、2010年)を読んでいて、四方田犬彦の『先生とわたし』が気になった。 『先生とわたし』(新潮文庫)は「自伝的師弟論」だ。師は…

『遠野物語』を読みはじめた

最近、読書の方向が、南米熱帯の自然誌から民族学、そして枝道の日本民俗学に入りこんだ。そんななか、赤坂憲雄著『柳田国男の読み方 もうひとつの民俗学は可能か』(1994年、ちくま新書)を読み、『遠野物語』が気になった。文庫本を再入手して読み始めた。…

2012年10−12月の活動

facebookに掲載したものを編集しました。黒豆収穫 2012年12月23日 干して、敲いて、選り分けて、約850グラムの黒豆が収穫できました。正月はこれで決まり! 調理は楽しい 2012年12月19日 入院食はありがたかったが、物足りない。館山に戻り、畑の食材を見繕い…

成蹊大学での「教職総合演習」の実践記録

成蹊大学での6年間にわたる「教職総合演習」の実践をまとめました。『教職課程年報 第21号』(成蹊大学教職課程・2012年3月発行)24ページから34ページに掲載されました。以下は、その原稿です。印刷されたものは、若干改定されています。引用などをされる…

富岡多恵子の『壺中庵異聞』を読み直した

折口信夫の民俗学を学ぶ準備として弟子筋の文庫本を読み散らしてきた。こうした読書の中で、研究者としての折口の姿だけでなく、歌人としての姿=釋迢空も知らなければ不十分だと知った。そこで、入門書として読んだのが富岡多恵子の『釋迢空ノート』(岩波…

布の大切さに共感

JAPAN INITIATIVE 構想日本のメールニュース2012/10/25に投稿したものを紹介します。 ◆ 山岡 寛人 (2012.10.25) 日程の都合がつかず、第182回J.I.フォーラム・布から考える生活、アート、文化−「文化絶滅危惧種」について考える−に参加できなく、残念です。 …

2012年9−10月活動日誌ダイジェスト

face bookに掲載したノートを編集しました。 玉ねぎの苗、定植 2012年10月16日 種から育てたタマネギの苗。育ちはあまりよくないが、例年通り、定植することにした。とりあえず約180苗。なお、いま畑で収穫できるのは、ネギ、オクラ、紫つる菜、トマト、…

読書日誌・折口信夫(釋超空)にはまった

民俗学、南方熊楠、柳田國男、宮本常一…これらは、私が関心をもってきた分野、人物の一群である。学問の道筋から言って、当然のことながら、ここに折口信夫が加わることになった。 折口は歌人・釋超空であるということで私は避けてきた。歌人への関心は斎藤…

2012年8月活動日誌ダイジェスト

facebookに掲載したものを編集しました。2012年8月の活動日誌試しに刈りました 2012年8月31日 稲架ができ、田んぼのいちばん外側から刈り始めてみました。一部はカメムシに吸われてダメになった穂もあります。でも、まあまあのできのようです。残りは2日の…