2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『自然を詠む 俳句と民俗自然誌』(篠原徹著、2010年、飯塚書店)から派生した芋づる読書日記・2011年1月〜2月

そもそものきっかけは、2011年12月、年末も押し迫った神田古書会館で手にした篠原徹著『自然を詠む 俳句と民俗自然誌』(2010年、飯塚書店)である。著者についてはなにも知らない。書名の「自然を詠む」というところが、私の詠む俳句と重なったため、手にし…

私にとっての内発的発展論のルーツその1

中等教育の現場にいた後半の20年間は環境教育に力をかなり入れた。はじめは地域の自然誌を中軸に置いた学習で、次第に地域の環境史に力点を移した学習に発展していった。1990年代、環境教育の実践の方向性を模索していて出会った本の一つが宮本憲一著『環境…

「小さな種をめぐる大きな問題」(J.I.メールニュースNo.542 野口勲)へのコメント

構想日本のホームページに掲載された投稿文を転載しました。つぎのとおりです。>

内発的発展論研究室館山開設のあいさつ

定年退職とともに館山市の農村部で生活を始めました。旧著『環境破壊はとめられない!?』(ポプラ社1998年)、『環境問題入門』(旬報社、2005年)などで宣言した食糧自給率・エネルギー自給率50%を目標とした生活を目指すためでした。館山での…