2012年9−10月活動日誌ダイジェスト

face bookに掲載したノートを編集しました。
玉ねぎの苗、定植
2012年10月16日
種から育てたタマネギの苗。育ちはあまりよくないが、例年通り、定植することにした。とりあえず約180苗。なお、いま畑で収穫できるのは、ネギ、オクラ、紫つる菜、トマト、ピーマン、ナス、わけぎ、にら、バジル、イタリアンパセリ、パセリ、ゴーヤ、といったところ。これから、枝豆(大豆)、サツマイモ、カブ、ホウレンソウ。


ささやかな花火でした
2012年10月13日
写真は庭から見た「里見まつり」の花火です。


里見まつりを見てきました
2012年10月13日
館山市が後押しをする31回「里見まつり」を見てきました。ふだんは目にすることのできないいろんな地区の山車・御舟を見ることができました。一人での見物は盛り上がりに欠けましたが、宮城県支援の「気仙沼ホルモン」で生ビールを楽しみました。6時から花火がありますが、庭から見れるでしょう。
山岡寛人 山車・御舟は15地区が結集しました。館山は海の村でした。ということで、御舟が特徴的。護岸工事をする前には海辺まで引いていたようです。

蟻人(私の俳号)10月号の俳句
2012年10月13日
童子』(童子吟社)10月号に次の句が掲載されました。辻桃子主宰選・雪童子「四人衆」のひとり。
繰り出す拳
猫草を蒔くや箱庭藪めきぬ
鎌もつ手昼の蚊のさと集まり来
竹藪を払へば小さき苔清水
一振の鍬の重さや梅雨晴間
三粒づつ繰り出す拳大豆蒔く

落花生はやめに収穫
2012年10月11日
防獣網でアナグマハクビシンの被害は何とか免れていましたが、思わぬ伏兵がありました。トンネルを掘る野ネズミです。大きく実ったものから齧ります。根をかじられ、枯れたものもあります。そこで、まだ花が咲いていますが、収穫することにしました。大政という大きな実ができる品種です。


野ネズミに齧られた落花生。

大根苗など定植
2012年10月10日
育ちが悪いが、タイムリミットで、大根・白菜の苗を定植しました。その後、耕運機を動かし、鍬で畝たて。玉ねぎ用です。気温は低いのに大汗をかきました。病人だということをつい忘れてしまいます。

秋の葛西臨海公園
2012年10月7日
10月6日土曜日は、久しぶりに上京。葛西臨海公園での吟行、句会に参加しました。秋晴の公園そして水族館を楽しみました。
小屋掛けの鮪カツ丼大盛で  蟻人
秋晴やペンギン白き糞飛ばし 蟻人
たいした句はできませんでしたね。


北大構内で中谷宇吉郎ゆかりのものに遭遇
2012年10月4日
久しぶりに北大植物園そして構内を歩きました。今まで気が付かなかった北大構内の人工雪誕生の地記念碑、小麦研究記念碑は、私にとっては収穫でした。前者は、だいぶ読み進めた中谷宇吉郎ゆかりの物、後者は若かったころに感激して読んだ木原均ゆかりの物です。有名なポプラ並木は昔の面影はありませんね。ポプラの寿命はせいぜいのところ100年足らずだから致し方ありませんね。なお、北海道大学総合博物館では中谷宇吉郎没後50年の特別展をやっていました。これも収穫でした。写真は人工雪誕生の地記念碑。
句会で辻桃子主宰の特選をいただいた句は次の通りです。
郁乎編一穂詩集炉火恋し 蟻人
剥製の蝦夷狼や休暇果つ 蟻人
蛇足ながら吉田一穂は北海道ゆかりの詩人です。

山岡寛人 加賀市中谷宇吉郎雪の科学館のチラシを見ていたら、名前の入った小惑星10152番Ukichiroっていうのがあることを知りました。ちなみに師匠の寺田寅彦小惑星65414番Torahiko。

サツマイモをためし掘りしました
2012年9月27日
何度かの雨の後、サツマイモに勢いが出てきました。そこでためし掘りをしました。葉の割には芋が少なめ。一株に10センチ足らずのものがたった3つ。それも、干ばつのあいだに野ネズミに無残にかじられています。傷は修復しています。傷口を削って、朝の味噌汁で食べました。甘さはあるようです。収穫は10月下旬にしたほうがよさそうですね。


ヒガンバナの開花始まる
2012年9月25日
このところの涼しさと雨がきっかけになったのでしょう。一昨日つぼみをちらほら見かけたと思ったら、今日は花がだいぶ目立つようになってきました。今年は開花が遅いかなと思いましたが、昨年の日誌を見ると9月25日にヒガンバナ開花とありました。くしくも同じ日ですね。


夕食はキュウリのカレーにしました
2012年9月23日
Kyoko Abeさんおすすめのカレーを作ってみました。食材はキュウリ、玉ねぎ、にんじん、にんにく、豚肉です。野菜はすべて自家産。キュウリをはじめから煮込んだらとろけて皮だけになってしましました。そこで、急きょ茹でて追加しました。茹でたキュウリを酒とかつおだしで軽く煮て酢味噌をかけました。これが付け合せ。長さ約25センチのキュウリ2本、重さにして約650グラムを消費することができました。なお、カレーは2皿分が残っています。まあ、前途多難ですね。明日にはキュウリがまたできていると思います。


キュウリの消費が追いつかない
2012年9月23日
地はいキュウリが次々実っています。葉の陰になっているので見落としがちです。すると写真のようにすぐ巨大に。皮の傷は、ダンゴムシにかじられたところです。皮が厚く、種子が固い、水気はあるという食材です。三度三度、三杯酢で食うのに飽きてきました。塩ヨーグルト漬けはやはり漬物で、塩分摂り過ぎになりそうです。酢豚も限界。昔、私の親父が絶対に作るなと言っていた味噌汁にしようかな?いい食い方ご教示ください。


にらの花満開
2012年9月23日
畑の一畝のニラが満開です。ときどきヒメアカタテハが飛んできて蜜を吸います。子どものころ杉並区の善福寺池のあたりの畑の隅で見かけた光景を思い出します。昨年はヒガンバナの開花は9月25日、今頃はつぼみが伸び始めていました。今年は全く見かけません。暑さと干ばつがきいたのでしょう。


土手の草を刈りました
2012年9月20日
久しぶりの雨で雑草が一気に伸びました。日が陰ってきたので土手の草刈をしました。比高差約4メートル。かなり急な土手です。草払い機で小一時間。大汗をかきました。

山岡寛人 うーん、ちょっとやばいですね。救荒食として利用されてきたものは確かですが、キョウチクトウはインド原産で食用としての利用歴は不明。こういうものはむやみやたらに食ってはいけませんよ。アジサイの葉の天ぷらを食べて中毒した知人がいます。うまそうだが、危ない葉です。ついでですが、スズランの切り花を挿したコップの水を飲んで死んだ事例があります。スイセンも全草毒です。これは葉を間違えて食べて中毒した事例がときどき新聞報道されますね。
山岡寛人 植松黎『毒草を食べてみた』(文春新書)ですか?書名が良くないですね。知識として知っておくにはいい本でしょう(この本にキョウチクトウの話、スズランが載っていますね)。食べてみたりすることは、へたをすると違法ハーブの世界に近づいてしまいますね。南米などでの幻覚植物の服用は必ず経験豊富なシャーマンがついていますね。永武ひかる『マジカル・ハーブ』(第三書館)は面白い本でした。

古米も大切にしないとね
2012年9月20日
玄米保冷庫の管理ミスで、とんだ出来事が。中にできた氷が融けて、袋に水滴が落ちました。発芽して周辺にカビが少し出たのに最近気づきました。保冷庫の掃除と、玄米の点検に2日ほど追われました。写真は平成21年産のもち米の玄米!悪くなっていません。餅つきにまだ使えますよ。久しぶりの日光で乾燥をというわけです。

山岡寛人 完璧なエコはありえません。いろいろ妥協をしています。今の季節だと太陽光発電が消費電力を上回っています。今年の米は籾のまま玄関土間に置いてあります。ネズミの食害さえなければこのまま置いておけます。ただ、籾摺りは自分ではできないので食べる分プラスアルファーを玄米にして保冷庫に入れておきます。玄米は籾殻がなくてもしばらくは生きていますので、発芽能力があるのです。

冬野菜の準備始まる
2012年9月16日
9月10日にポットに蒔いた聖護院大根、白菜が発芽してだいぶ大きな双葉になりました。次第に間引いてポットごとに一苗を育て、準備してある畝に植え付けます。玉ねぎは発芽し始めたものがちらほら。畝に直播したほうれん草も発芽し始めました。でも、たぶんダンゴムシの集中攻撃を浴びることでしょう。


穭(ひつじ)が伸びる
2012年9月13日
稲刈りから10日。稲架を撤収し、稲わらも畑まで回収しました。刈り終えた田では穭がすくすく伸びています。稲は原産地では多年草です。日本では1年草の作物として栽培されています。しかし、多年草の形質がわずかばかり残っているのですね。やがて花が咲き、小さな稲穂ができます。これが渡ってくる雁・鴨の餌になるのです。

コサギの頭骨
2012年9月10日
ため池が干上がり、底に鳥の白骨死体を見つけました。多分コサギのものです。教材にする機会はありませんが、つい頭骨を拾ってしまいました。なお、ため池の岸に沼の珊瑚層(約6000年前の縄文海進のころにできた造礁サンゴの化石)の露頭が良く見えるようになりました。

脱穀完了
2012年9月9日
籾の含水量が15%ほどになり、天日干しが完了。お隣の鈴木さんに自走式脱穀機の出動を依頼。1時間ほどで終了。籾で約80㎏というところか。籾摺りをして玄米にすると約60㎏。一俵の収穫ということになりそうだ。大汗をかいた。これからシャワー!


山岡寛人 trail cameraも購入しました。何がピーナツ、スイカなどを食べるのか証拠写真を撮影します。まだ設置していません。東大樹芸研究所小林君、基礎を教えてください。
Tetsuyuki Kobayashi おおっ!!買われましたかー!!おもしろいですよー
実は僕もいい加減自分専用の機械を購入しようと思っていて、一緒にどうですかとお声をかけようかと思っていたところでした(^_^.)その用途だとおそらくハクビシンのような中型哺乳類がメインの狙いとなるはずですから、うんと低い位置に、水平に狙うのがコツです。ピンポイントで確実にくる!!って場所がわかっていない場合はその方法が最も検出率が高いと思います。実際のかける場所の状況を見ていないので的確なことは言えませんが、難しいことは全くないので、適当にかけて・・・。

山岡蟻人(私の俳号)『童子』(童子吟社)8月号・9月号の作品
2012年9月7日
童子』8月号・辻桃子選 「田植」
行く春の眼医者のあとの歯科医かな/夏蜜柑ころげて谷津の田打かな/水張ればくねと曲がるや蜷の道/畦塗の持ち上ぐ鍬の泥重し/お風呂場に田植の泥の臭ひかな
童子』9月号・辻桃子選 「しんたまおかか
納屋壁に筍鍬をもう一本/坂道を登ればむつと花蜜柑/玉葱のくたと倒れて収穫期/麦秋や畑仕事が山積みで/炊きたての飯に新玉葱おかかかな
なお、9月号78-79ページには俳句評論・「『童子』7月号月評・ほどよく即ける」、143ページには特集・私の好きな季題・季語 「椎若葉」が掲載されています。原稿をブログに載せました。ご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/arito44/

トマトソースをつくりました
2012年9月7日
ミニトマトが食べきれなくなったのでトマトソースに加工。夏野菜の冷パスタにしてランチに食べました。食材は次の通り。キュウリ、ズッキーニ、玉葱、トマト、イタリアンパセリ、以上はわが畑産。タコ(館山産、熱処理をして冷凍してある)、アンチョビー缶詰。特に味付けはしませんでしたが結構な味でした。アンチョビーそのものが少々からめかなと思いました。大汗をかいているし、一食ぐらい大丈夫ですよね?瑞穂先生!

佐藤 瑞穂 遅くなりましたが・・・大ジョブですよ〜!毎日かっちりやろうとすると疲れちゃうので1週間単位で考えるといいかと思います。先生畑仕事もしてますしね!!全然関係ないですが日本人の平均の塩分摂取量って確か12〜15gくらいなんですが、ニューギニアの人々は1g未満らしいですよ。
山岡寛人 そういえば、パプアニューギニアの道端で鶏とタロイモを焼いて食べているおじさんを見かけましたが、塩振ってませんでしたね。

ちょっと照れくさいけど
2012年9月5日
誕生日プレゼントに娘夫婦が「熊さん」のポットを送ってきました。とぼけたデザインです(ドイツの製品)。書斎の机で使うことにしました。
山岡寛人 熊さんは森だから、カップフィンランドで入手した白樺のこぶ製のものに換えました。入手してからだいぶ経っていますので、水漏れしてしまいました。癒されなくなってしまいました…。

稲刈りが終わりました
2012年9月2日
昨夜から見えたかつての園芸サークルのおばさん3人、朝に合流した卒業生の荻原洋介君の援助を受けながら、朝から手刈りをしました。久しぶりの雨で作業が危ぶまれましたが、天気は回復、さらには隣家のコンバインも動かしていただくこともでき、12時過ぎには稲刈りが完了、稲架かけも終了しました。1俵少々、70㎏は収穫できたかなと思います。みなさんありがとう!来年5月の連休は田植、また9月の第1週の土日は稲刈り。今から予定に入れておいてください。ただし、相手は生き物ですので予定通りにはいきませんが…。