2012年7−8月活動日誌ダイジェスト

facebookに掲載したものを編集しました。2012年7−8月活動日誌夏野菜の朝食 作成: 山岡寛人 • 2012年8月1日 今日は地元のお祭りです。お祝いの朝食を初物の夏野菜を使って作りました。メニューは次の通り。ごはん(自家米)、みそ汁(遅めのメダケのタケノコ…

2012年7月活動日誌ダイジェスト

facebookに掲載したものを編集しました。2012年7月活動日誌 少しずつ進む草ぬき 作成: 山岡寛人 • 2012年7月17日 ラッカセイ、オクラ、ズッキーニ、トウモロコシ、黒豆の畝の除草がいま(PM6時30分)やっと終わりました。不規則な並びになっているとこ…

2012年6月活動日誌ダイジェスト

facebookに掲載したものを編集しました。6月の活動日誌 サツマイモ苗補植 作成: 山岡寛人 • 2012年6月27日 お隣からサツマイモの苗(あんのういも)をいただきました。手がついていなかったサツマイモの畝の草ぬきをし、枯れたところに補植しました。草ぬき…

わたしの好きな季題・季語・「椎若葉」(山岡蟻人著)

『童子』2012年9月号(童子吟社)143ページに掲載されました。原稿を転載します。編集作業の修正などは直してありません。引用などをされる場合は原本に当たってください。椎若葉 館山 山岡蟻人 私は南房総の館山市沼に暮らしている。地域は、椎や樫など常緑…

俳句評論・『童子』7月号月評 ほどよく即ける 山岡蟻人(山岡寛人の俳号)著

『童子』2012年9月号(童子吟社)に俳句評論が掲載されました。その原稿を転載します。編集作業の結果は直してありません。引用される場合には、原本78-79ページにあたってください。 七月の立冬句会(ファックス句会)で、辻桃子主宰は「どの句も飛び方が足…

『村で暮らす』(山岡寛人著)

3年前に執筆したが、様々な事情で出版されなかった小学校高学年から中学生向けの本の原稿です。現在の私の暮らしのアウトラインがわかりやすく述べられていますので、全文を掲載します。執筆後に麦作、稲作も始めていますので、多少の手直しをして出版して…

5月から6月の島状読書日記

農繁期に入り、読書は断片的になった。これまでの芋づるとは異なり島状の読書だ。 一つの島は2月7日に亡くなった千石正一の本である。『つながりあういのち』(ディスカバー・トゥエンティワン、2012年4月)と『いのちはみんなつながっている』(朝日…

2012年5月活動日誌ダイジェスト

facebookに掲載したものをまとめました。アリが巣をつくって時計がダウン 2012年5月29日 退職記念に生物部のOB会から頂いた置時計にヒメアリが巣をつくりダウンしました。館山に越してからマックのノートパソコンに巣をつくられてダウン以来、蟻による器物…

2012年3-4月活動日誌ダイジェスト

私が書いたノート(facebookに掲載したもの)をまとめました。 ブログの芋づる読書日誌3‐4月号ができました 2012年4月26日 今回は大量に本を読みました。農閑期ということもありました。新刊書はほとんど読んでいません。一昔も、ふた昔も前の本がほとんどで…

2012年2月の活動日誌ダイジェスト

私が書いたノート001(facebookに書いたものを編集しました) 千石正一さんの記事を読む 作成: 山岡寛人 2012年2月27日 『週刊現代3/10』(講談社)の新聞広告に千石正一の小さな文字を見つけ、読んでみました。短い記事でしたが、彼の人となりがうまく書か…

『日本の文脈』(内田樹・中沢新一著、2012年、角川書店)から派生した芋づる読書日記 2012年3月から4月(下)

(続き)6 さて、評伝『カルロス・カスタネダ』では、鶴見俊輔につながる芋づるを見つけ出した。『展望』1970年11月号に書かれた「方法としてのアナキズム」である。この論文名が表題になっている『鶴見俊輔集9 方法としてのアナキズム』(1991年、筑摩書房…

『日本の文脈』(内田樹・中沢新一著、2012年、角川書店)から派生した芋づる読書日記 2012年3月から4月(上)

1 ここ最近、出版されたら、たいていは読むことにしている内田樹と中沢新一の二人の対談本『日本の文脈』が今回のきっかけの一冊である。プロローグは「これからは農業の時代だ!」とされている。期待をもったが、論議は直接この方向には進まなかった。論者…

C.G.ユングの言葉より

『ユング自伝2』(A・ヤッフェ編、河合隼雄・藤縄昭・出井淑子訳、みすず書房、1973)を読んでいたら次の文章に出会った。 「私の生涯は私の為したことであり、私の学問的研究である。両者は互いに分離することのできないものだ。研究は私の内的発展の表現…

内発的発展のための地域の景観という財産 その1

はじめに 景観はさまざまな土地利用がつくりだす。私の居住する館山市沼・岡沼地区のモザイク状に入り組んだ農村的な景観を一つの例として内発的発展の上での価値を考えたい。 旧集落は、丘陵に食い込む小さな谷津の河岸段丘の上に成立している。稲作・枇杷…

『自然を詠む 俳句と民俗自然誌』(篠原徹著、2010年、飯塚書店)から派生した芋づる読書日記・2011年1月〜2月

そもそものきっかけは、2011年12月、年末も押し迫った神田古書会館で手にした篠原徹著『自然を詠む 俳句と民俗自然誌』(2010年、飯塚書店)である。著者についてはなにも知らない。書名の「自然を詠む」というところが、私の詠む俳句と重なったため、手にし…

私にとっての内発的発展論のルーツその1

中等教育の現場にいた後半の20年間は環境教育に力をかなり入れた。はじめは地域の自然誌を中軸に置いた学習で、次第に地域の環境史に力点を移した学習に発展していった。1990年代、環境教育の実践の方向性を模索していて出会った本の一つが宮本憲一著『環境…

「小さな種をめぐる大きな問題」(J.I.メールニュースNo.542 野口勲)へのコメント

構想日本のホームページに掲載された投稿文を転載しました。つぎのとおりです。>

内発的発展論研究室館山開設のあいさつ

定年退職とともに館山市の農村部で生活を始めました。旧著『環境破壊はとめられない!?』(ポプラ社1998年)、『環境問題入門』(旬報社、2005年)などで宣言した食糧自給率・エネルギー自給率50%を目標とした生活を目指すためでした。館山での…